はらぞうの世界 〜美味しく、楽しく、くだらなく〜

東急目黒線「不動前」駅近くにある絵画教室LUCA NOSEが送り出す新進気鋭のアーティスト「はらぞうの作者」によるアート展示会「はらぞうの世界 〜美味しく、楽しく、くだらなく〜」を、同じく不動前駅から徒歩2分の次世代型情報共有コミュニティカフェ info.caffe@不動前 にて開催致します。

作者からのメッセージ

はらぞう

以前、六本木の森美術館で、Magnus Wallinの「Exercise Parade (2001)」という、不思議な映像作品を見ました。筋肉だけの人体(肉男、とします)と、骨だけの人体(骨男、とします)が、蛇の体内の中で、交互に馬跳びをしながら進んで行く、というものです。骨男は心持ち繊細なようで、時々うずくまっては、肉男に怒られながらも、また馬跳びを続けていました。

作品の本来の意図は別のところにあるのでしょうが、この時私には、肉男と骨男が、協力して一緒に一つの肉体を維持しつつも、時としてお互いどちらが肉体の主導権をとるのか、激しく争っているように見えました。

私達は、自分は一個の人間である、と疑うことなく生きていますが、果たしてそうなのでしょうか?お腹が空いて空いて、食べ物の事しか考えられない時、眠くてたまらない時、怒りで頭が爆発しそうな時、異性のことを考えて性欲で体がはち切れそうな時、自分のそれぞれの本能の塊に、自分自身が乗っ取られてどうしようもなくなることはありませんか。

自分の中には、様々な「本能の人格」が住んでいて、自分はそれぞれを満足させ、なだめつつ、生きていると感じます。そんな中、一等大事な食欲の人格がいつしか独り立ちし、ある朝ひょっこり私のスケッチブックに姿を現しました。私はそれを「はらぞう」と名付けました。

はらぞうは、この世の美味しい食べ物をこよなく愛します。美味しいものをひたすら食べ、楽しく生きる。それがはらぞうの唯一の目的です。そこには何の迷いもありません。はらぞうの持ち主がダイエットしたいなどと考えても、そんなことはお構いなしです。いったんはらぞうがくっついてしまえば、もうあなたは美食のとりこ。人生の苦しみや悲しみも美味しい食事の前には霧散する、そんなメッセージを発しているようでもあります。

まず、はらぞうのラフスケッチを、現代の奇才陶器家である「フクモ陶器」さんに依頼して陶器作品に仕上げてもらいました。それを元に、さらにアクリル絵の具で古典技法を用いて描いたのが「はらぞうヴァニタス画」です。

本来のヴァニタス画は、髑髏や枯れゆく花などで死や虚栄心を暗示し、人生の虚しさを訴える静物画なのですが、食の本能に忠実なはらぞうの前には、そんな虚しさや死の恐怖も霞んでしまいます。

また、はらぞうが特に愛してやまない「三点セット」、はらぞうが、子供のこはらぞうとひたすら食の喜びに向かって行進していく「はらぞうとこはらぞうシリーズ」など、はらぞうだけをひたすら楽しんでいただける展示となっています。(ついでに今回の案内状も、私の原案をもとにフクモ陶器さんに作成していただきました。かなりの他力本願ぶりです。)

「美味しく、楽しく、くだらなく」。あなたも、はらぞうの世界をのぞいてみませんか。ただし、うっかりはらぞうがあなたにくっついても、責任は負いかねますが。

平成30年3月 はらぞうの作者

展示物

  • 水彩画、陶器など

展示期間

2018年4月15日(日)〜2018年4月30日(月)

展示

info.caffe@不動前 店内展示
入場料金は必要ありません
カフェのドリンク等をご注文いただきまして、ゆっくりご鑑賞いただければ幸いです。

場所

info.caffe@不動前(Caffetteria Vento e Mare)
〒141-0031 東京都品川区西五反田5-13-8-1F
03-3491-1338
info.caffe.fudomae@townshiplabo.com

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